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捜査官Xのeikotomizawaのネタバレレビュー・内容・結末

捜査官X(2011年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

これは微妙!0年代でもないんだからドニーイェンが純粋な悪党役なわけがないので「捜査官X」の邦題は微妙だし、かといって原題の「武侠」もな。中国語話者からしてもこれはちょっと良いように盛りすぎじゃろ…という感想になっちゃう。これで吹替で日本に輸出できるならもっと輸出しがいのあるカンフー作品は見かけるけどなぁ。キャストのネームバリューに勝てない内容だった。

ちょっとマッド思考思い込んだら一直線すぎる捜査官と、毒親育ちの激強息子。功夫物とはいえ、これはさすがに作品そのものが「気」を信仰しすぎ。それぞれが「気」を信仰しすぎて鑑賞者的に誰も信用できず観ることになるので没入感は無し。かといって笑いどころも少ないので最後は迫力のある演出とは裏腹に、距離感を感じながら冷めたまま観る羽目になってなんだかなあ状態でした。

最近の金城武の映画がもっとたくさん観たいんだけど全然ストックが増えない…役者業絞っていくのかな結局…。
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