うどん

捜査官Xのうどんのレビュー・感想・評価

捜査官X(2011年製作の映画)
5.0
Blu-ray購入したので2回目の鑑賞で感想を追加(2024.2.19)
アクションとともにミステリーも好きなので本作は好きのWがけで予備知識ない1回目もわくわくしてました。

何もわかってなかった冒頭の強盗2人組シーンがこんなにニヤニヤできるとは〜!ユーカンさんと谷垣さんコンビたまんないっすね!
ドニーさんもまったく武闘派じゃありません!っていう表情と動きするのがまたうまいし、それでいて凄腕だし(笑)

作中で金城武が事情聴取しながら、実際のプロファイリングするシーンがやっぱり一番好き。アクションの完成度の高さと不気味さは他にない演出…!好きです!
あと鍼や点穴が多用されてて、多少の知識を得たものの、やっぱりこめかみへの掌打で人は死ぬのか…と恐怖でおののきます…。

それにしてもいきなり斬りかかってきたり、就寝中にのぞき込んできたり、なかなかの挙動不審者な金城武。かっこいいからって踏み込みまくってる。

初見でよくわかってなかったけど七十二地刹は西夏だったということで「そりゃやばいね」って(笑)
ドニーさんは西夏人も演られていたのですね。
温厚な紙職人が実は暗殺集団ナンバー2だったんだぜ!というコテコテの設定ながらも、凄みと説得力が出るのがドニーさんのなせる技。

カラ・ワイさんが出てきてもニヤニヤが止まらず(笑)
やっぱり「シャクラ」のアクション短くて残念だったなってあらためて思います。
あと屋根を走るシーンはノンワイヤーだったとレビュー見たんですが…お2人は超人!?
こうして見ると「シャクラ」の屋根走りが記憶に新しいところですね。

闇の世界からすんなり抜けられないのが世の常、人の常。タン・ロンは左腕1本で済んだと言ってはなんですが命は取られず、家族での元通りの生活が続くエンドで安堵。
不穏なストーリーだっただけにいい意味で裏切られ、おさまった作品なのでおすすめしやすい作品です。
うどん

うどん