奥ゆかしい砂かけBBA

震える舌の奥ゆかしい砂かけBBAのレビュー・感想・評価

震える舌(1980年製作の映画)
4.0
本当に怖かった…。
まず子どもの叫び声や身体が反って痙攣し、口から血を流す様は悪霊に取り憑かれているような感じがしてとても恐ろしく息が詰まった。さらに音楽がとても特徴的でそれも相まってほぼホラー映画を見ている感覚。
そんな子どもの様子を見ていれば心が弱るし、自分も移ってしまったら…と疑心暗鬼にもなってしまうのもわかる。見ているこちらも「破傷風が移ったのでは…??」と一緒に疑ってしまう。

レジェンドたちの演技もすごかった!恥ずかしながら初めて宇野重吉さんの演技を見たんだけど、本当にお医者さんしてました??と思うくらい自然な演技…。
渡瀬恒彦さんの迫力も半端がなかった。

すごく怖かったので二度目は見たくないです(褒めてます)