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震える舌のdebbyのレビュー・感想・評価

震える舌(1980年製作の映画)
4.5
■破傷風にかかった女の子とその家族の闘病生活を描いた本作。
面白いではなく凄い作品。衝撃的でした。

■とにかく目を背けたくなるような現実が克明に描かれていて、恐怖も歓喜も剥き出しの全ての感情がビシビシと伝わってきます。

■序盤〜中盤の展開も早く、症状が出てから崩れていくまではもうあっという間。一気に引き込まれます。
中盤以降は両親の変化がメインですが、この演技も凄まじいものがありました。

■そういえば新しい千円札の北里柴三郎は破傷風の治療にも多大な貢献をした人ですね。
「ん〜よく知らない人だ」と思ってたけど破傷風の恐ろしさを映画を通して見た今は「そらお札にもなるわ」と思わざるを得ないです。
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