経年変化

危険な曲り角の経年変化のレビュー・感想・評価

危険な曲り角(1958年製作の映画)
4.0
こういう無軌道自堕落な生活をおくる若者たちが右往左往してる映画って嫌いじゃない。
「社会の混乱が若者を押し潰している」という台詞が結構重要で、押し付けの秩序にNoを突きつけていく側面もあったりと、なかなか噛みごたえ有り。決して冷徹にパージすることなく、自ら乗り越え不器用でもいいから生きてゆけと少しだけ背中を押すカルネの優しさに触れた気がする