このレビューはネタバレを含みます
中世の混沌とした情景をうまく引き出していた今作品。
主人公は有能な騎士であり、そのスカッとする戦いの様はいいものだった。
また、苦楽を共にした仲間たちと虐げられてきた孤児たちと共に過ごして行ったというラストシーンは嬉しかった。
しかし、ストーリー自体はよくある歴史ものであり、史実を元にしているのであれば、仕方がないが面白いとはあまり思えなかった。
あと、ジョン王が糞野郎すぎてマジ腹が立った。
一つ気になる点としてジョン王の妻であるフランス王の姪はなぜ協力的であったのかだ。
彼女の生い立ちと考えは気になる描き方であった。