よーすけカサブランカス

ロビン・フッドのよーすけカサブランカスのレビュー・感想・評価

ロビン・フッド(2010年製作の映画)
4.1
世界史を専攻してるとやけに頭に残っている、「失地王ジョン」。その名に恥じぬ間抜け役だったが、演じるのは今や大スターのオスカーアイザック。その妻はレア・セドゥ、というすごさ。それはともかく非常に熱い話だった。まあ本当なら大河ドラマ的な丁寧さで語られるべき話なんだろうが、この映画サイズにうまくはめ込めていたと思う。フランス軍との戦闘のために山原をかけていくシーンの雄大さはため息が出るほどだったし、一斉に放たれた矢が敵兵に降り注ぐシーンのフェチとしては砂浜での一連の戦闘はたまらなかった。あとケイトブランシェットの顔は雑用をしていても男に襲われかけてもかなり気品がある。