冴えない中年男2人組が、たまたま出会った2人の女性とともにダラダラと旅を進めるロードムービー。
コーヒー中毒のヴァルトとロッカー気取りのレイノ。
絶妙にダサくて可愛らしい、2人のキャラクターにまず…
始まりと終わりが全く同じの円環構造から逸脱しようとするカフェの突き破り。飲み続けるコーヒーを止めることがなければ、抜け出せないループ。「俺は作家になる」の後の別れからクラシック風になってるけど、ロッ…
>>続きを読むモノクロ苦手なんだけど終始にやにやしながら見られちゃう。
マッティ・ペロンパーさんの遺作。
カティ・オウティネンさんとカップルの作品が最後ってなんか、ね。
車載レコードプレイヤーの針どーなってんだ?…
自分は短い映画が好きだ。丁寧な説明などもちろんなくて、突然始まって突然終わってしまうような映画が好きだ。カウリスマキはいつだってそんな映画を撮ってきた。普通の人々が普通ではない出来事に出会ってしまっ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
公開時の劇場以来で観ました。うっすらとした記憶では、全然喋らない男女4人のロードムービーって感じでしたが、歳とってみたらば面白いのなんの!
モノクロームの画面、影の美しさ!全ての音楽の粋なセレクト…
流れで理由もなくたまたま一緒にいるとかあんま喋らなくても何となく微妙な表情で考えていることがわかるとか大人がものすごくピュアで不器用というところがこの監督の映画の共通点と思った。たいして喋らなくても…
>>続きを読む恋に堕ちたら、どうしようもないです。
労働からは生きている内は逃れられない。
だからこそ、ささやかな楽しみを味わうことは貴重な経験。
苦しみもある中にも喜びもある。
生きていける理由を映画に…
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