YosinoLee

ドラゴン怒りの鉄拳のYosinoLeeのレビュー・感想・評価

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)
4.5
CINEMA KOBEで鑑賞。多分今作をスクリーンで観るのは初めて。ブルース・リー作品というか、カンフー映画の中で一番何度も観ている作品だと思う。ブルース・リーは今作以降、『ドラゴンへの道』からは動きや身体がストイックになって格闘家っぽくなっていく。自分にとっては今作のブルース・リーが丁度いい塩梅。後に香港映画を背負って立つ役者達がチラホラ見られるのも嬉しい。敵役の日本人役者陣を送ったのが勝新という部分も興味深い。今作を通じてブルース・リーと勝新太郎が1本の線で繋がっているのはファンとして嬉しい。アクションも素晴らしいが今作で一番好きなシーンはに「リーが変な電話修理屋変装して日本人道場に潜入シーン、ボブ・ベイカーの凄腕を観客に見せる場面で画面の端で繰り広げられるリーと道場の受付とのどうでもいい小芝居」。ここだけでご飯三杯はいける。
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