たけちゃん

ドラゴン怒りの鉄拳のたけちゃんのレビュー・感想・評価

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)
4.1
中国人はアジアの病人じゃない!


ロー・ウェイ監督 1972年製作
主演ブルース・リー


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、7月20日はブルース・リーの命日です。
今年の誕生日で生誕80周年となるブルース・リーを、今年はしっかり観たいと思っていましたので、これをきっかけに、誕生日までかけて全作レビューしようと思います。
と言っても、香港に戻ってからの「ドラゴン危機一発」から「死亡遊戯」までの5作品だけだけどね。おなじみ月イチレビュー( ¯−¯ )フッ


【ブルース・リー】
1940年11月27日、両親のアメリカ巡業中、サンフランシスコの中華街で生まれるんだよね。
イギリスの植民地下の香港へ戻り、1953年からはあの葉問(イップ・マン)に師事する。
18歳になりアメリカに渡米。
そこで截拳道(ジークンドー)を編み出すんですね。

1966年に「グリーン・ホーネット」に出演。
俳優の道へと進むことになります。
1970年に香港に戻って、レイモンド・チョウのいるゴールデン・ハーベストと契約。第1作が「ドラゴン危機一発」なんですよね。
その後のことは、次のレビューにて。






さて、映画です。
邦題「ドラゴン怒りの鉄拳」
素晴らしい邦題!
でも、原題は「精武門」よ。
道場を守る映画だからね。
ゴールデン・ハーベスト契約後の第2作。
個人的には今作が1番好きかも。
カッコ良いブルース・リー目白押し。
奇声とキメ顔が素晴らしくて!
ヌンチャクを持ったら無敵よね!
僕もすっかり影響受けて、小学生の時には、自分でヌンチャク作って、練習したからね( ¯−¯ )フッ
ただ、反日的な演出が強いので、そこは覚悟して。



ブルース・リー演じる主人公の陳真(チェン・ジェン)は、師匠、霍元甲(ホー・ユンジャア)の謎の死に不信を抱き、真犯人を探して敵討ちをするストーリー。
陳真は中国ではかなりの人気人物。
日本に抵抗する人物ですからね。
日本人の僕らからすると、穏やかではない。

でも、正直、ストーリーはどうでもいいんです。
とにかく、ブルース・リーのカンフーを堪能して欲しい作品なんです( ˘ ˘ )ウンウン
そもそもブルース・リーが自らの武術を魅せるために作ったとも言えるので、見どころだらけだしね。

あと、ロー・ウェイ作品おなじみのヒロイン、ノラ・ミヤオとはラブシーンまで。ジャッキーとはここが違う( ˘ ˘ )ウンウン
でもなぁ、今作のノラ・ミヤオは、髪型のせいでかなり野暮ったい(´・ω・`) ショボーン



一応、師匠の霍元甲も実在の人物で、"上海精武体操学校"を創設するが、映画に出てくるようなトラブルはなく、毒殺されたわけでもない。
これは、このブルース・リーの映画の影響が大きいんだよねぇ。
なお、この霍元甲はカンフー映画界隈ではなかなかの有名人で、ジェット・リー主演の「Spirit」なんかは原題が「霍元甲」ですからね!
こちらもレビュー待ち(ˆωˆ )フフフ…

あと、この「精武門」自体もチャウ・シンチーやドニー・イェン兄さんでリメイクもされているので、それも近いうちレビューします( •̀ω•́ )و✧




とにかく、ラストシーンの素晴らしさで、今作はほんと伝説!痺れました!
次回は「ドラゴン危機一発」を。
8月20日頃にお会いしましょう(^o^)ノ