明石です

エイリアン/ディレクターズ・カットの明石ですのレビュー・感想・評価

4.7
「エイリアン(”異邦人”の意)」の定義をも変えてしまった言わずもがなの名作ホラー。監督したリドリー·スコット本人の手になるDC版を初鑑賞。オリジナルを見たのはずいぶん昔のことなので、どこがどう違うのかは私には判断つかなかったけど、面白さは色褪せてなかった。“I admire its purity.”(やつらの純粋性を愛している)という作中のマッド風ロボットサイエンティストの言葉と同じく、この映画のシンプルさが愛おしい。公開から50年近くを経てもなお、本作以上にシンプルで恐ろしいSFホラーは生まれていないと思う。何より、一枚の画として美しいカットも盛りだくさん。
明石です

明石です