Hiro

浪人街の顔役のHiroのレビュー・感想・評価

浪人街の顔役(1963年製作の映画)
2.7
浪人市場によく似た物語の構成☺️
町人が浪人達と決起し町奴達を一掃する。

私事で恐縮ですがFilmarksではじめての1番のりの感想コメントが出来たのは嬉しいです😆

腐敗した幕閣と、利権にむらがる亡者どもに、正義の刃を叩きつけてたち上がった天下の素浪人が、江戸市中裏長屋に再び笑いをもたらすまでの活躍を描いた痛快時代劇‼︎

浪人・九十九半兵衛は般若一家の源次らに追われていた辰巳芸者の染吉の危機を救ったことから、木賃宿・大の家に転がり込むことになった。ここは宿とは名ばかりで、生活に疲れ荒んだ浪人がごろごろしていた。その一人、藤村源左衛門が半兵衛の強さをみこんで難問題をもちこんだ。困窮の揚句に御用商人・周防屋に奉公することになった妹・お恵を、水野家側用人・塚越四郎左衛門が側女にしたいと言ってきた。源左衛門の仕官を条件にしてきたがさすがに妹を妾なんぞにさせたくない。半兵衛は周防屋に乗り込み、同席した大親分・般若の大五郎を無視して周防屋と掛け合うとお恵を引き連れてきた。塚越の機嫌を損じてはこんどの深川海岸埋立工事の請負いがふいになると慌てた周防屋。塚越、周防屋、大五郎とグルになって私利私欲のため町人たちを苦しめる様を見て、半兵衛は般若一家と闘うことを決意。弱腰だった浪人たちも勇を振って協力を誓った。長屋の入口に大かがり火を燃やして江戸中の注目を集めさせ、般若一家の気勢をそごうという計画は先ず成功。だが、一計を案じた大五郎は半兵衛をおびき出し、その留守に長屋を攻めようと企んだが…。
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