ひな

劇場版 遙かなる時空の中で 舞一夜のひなのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

何回観ても感動出来る良作です!!
定期的に観ては泣いています……

雨の表現が本当に綺麗。
平安時代のリアルな暗さがしっかり表現されているところが素晴らしい。

ストーリーの方はあかねちゃんがすごく人間らしくて親近感が湧きます。
神子としてのプレッシャーや役に立てていないという焦燥感で押しつぶされそうになっている時に多季史に会うわけですが、あの状況であんな風に優しくされて話聞いてもらったらそりゃ好きになるわなと。
あかねちゃんが怨霊だって知る前に季史さんにあったのって実際2回しかないんですが、描写不足故によくあるなんで好きになったのかわからない……なんてこともなかったのでよかったです。

急に身の上話し始めるあかねちゃんのとこだけちょっと気になりましたが、この人ならちゃんと聴いてくれると思ったんだろうなと。

遙かは絵柄で好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、この劇場版は遙かを知らない人でも引き込まれる魅力があると思います。
ひな

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