イタリア名優列伝のオンライン上映で。
内容を追うのに集中してカメラの云々に気を回している余裕がなかった。
映画愛にあふれた作品で、見ていて楽しい部分もある。
おしゃべりなシネフィルのニコラに関して…
冒頭リピートやらメタ発言やらで癖が強そうと思ったが、台詞が地味に小ボケ挟んでるようなワードセンスばかりだし、演劇の真似から延長してメタ的に繋げるのもユーモラスで面白い。微妙に時間軸ズラして進行する脚…
>>続きを読むイタリア近代史ものでありながらずっと「映画」を意識させる奔放な撮影と編集。故に映画ネタも異様に多くなる。これだけ溌剌と馬鹿騒ぎ(おっさん同士の会話がちゃんも楽しそうなのが本当に良い)しながらも各々の…
>>続きを読む最近マルクス兄弟の「けだもの組合」でグルーチョが3人で話してると急に少し前に出て心情を独白するのは当時話題になったユージン・オニールのパロディである(ちなみにその劇は台詞と心情を話すので5時間ある)…
>>続きを読む冒頭、何度も同じ場面を繰り返す編集が異常で大好き。はじめ映写トラブルかと思ってビビったし興奮した…。中年男性がプールに飛び込み始めてから飛び込み終わるまでの間にイタリア戦後史30年を駆け抜けた3人の…
>>続きを読む親友のアントニオ、ジャンニ、ニコラ
戦後出会ったルチアーノと代わる代わる付き合う男達
まーた男3人の映画や!最近めっちゃ多い!
アントニオ→ジャンニ→ニコラと推移するも上手くいかない恋
すごい見事な…
エットレ・スコーラ監督作品。
第二次大戦中のレジスタンスの同志、アントニオ、ジャンニ、ニコラの3人は戦後、それぞれ看護助手、弁護士助手、教師となる。アントニオは入院していたルチアーノと出会い、好意を…
日本なら学生運動、中国なら天安門事件、そしてイタリアならレジスタンス運動とまとめてしまいたくなる「されど我らが日々」な物語。
とは言え陽気でユーモラスな演出が冴えており、軽快に、そしてやや感傷的に楽…