最近マルクス兄弟の「けだもの組合」でグルーチョが3人で話してると急に少し前に出て心情を独白するのは当時話題になったユージン・オニールのパロディである(ちなみにその劇は台詞と心情を話すので5時間ある)ということを本で見たのだが、そんなオニール風の演出をうまくポイントにつかったり、即席写真のシーンなど心情を表すシーンが印象的。イタリアの歴史と人間関係と映画愛をうまく落とし込んでいていい映画。オープニングのデジャブみたいな編集がこわい笑
前評判が良すぎて構えすぎてしまった感があって、またそのうち気楽に見直したいな。