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アキラ AKIRAのよのネタバレレビュー・内容・結末

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

中学生以来2回目の鑑賞。

ストーリーは漫画版の方がまとまってて好きではある。
映画版は最後わちゃっとして終わるから、中学生の時はあんまり良いとは思わなかった記憶。

改めて見ると最後の最後以外はわりかしストーリーもちゃんとあって楽しめたし、中学生の時には分からなかったアニメの異常さも少しはわかるようになったかも。

正直アキラのアニメーションは今だったら全部CGで置き換えられるようなシーンばかり。
ただ、映画を見るとこの世界観はアニメのこの絵でしか絶対に表現できないと強く思わせる説得力があった。
アニメーションの動きや色彩、メカニックや街の細部に至るまでの異常な書き込み具合が音楽も相まってアキラの世界観を構築していて、これはこれで実写には出来ないアニメならではの映画になってると感じた。
実写には出せない凄みと説得力というのかしら…。
これほぼ全部手書きだもんな…アナログならではのえげつなさがある。

物語自体はスコア2.5とか3だけど世界観と異常さで加点された感じ。
あと久々に漫画も読み返したくなった。
アキラ全巻あったのに誰かにパクられたんだよな。誰だよパクったの。
よ