ミヤザキング

アキラ AKIRAのミヤザキングのレビュー・感想・評価

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
5.0
原作コミックの熱烈ファンです。
アキラで大友ワールドにハマり作品はショートピースからコンプしてます。

公開当時リアルタイムではありませんが、映画版を最初に観たのはコミックを何度も読み返した後なので率直な感想は『物足りない』でした。

コミック版をかなり凝縮しており大好きなおばさんも出てこないので致し方無しですが、コミック版の事をここで語るのはナンセンスですので割愛します。




4Kリマスター版が劇場公開されていたので再鑑賞してきました。

みなさんがおっしゃる通り音響が最高です。

オープニングのバイクシーンの音楽がイントロから最高にクールで鳥肌立ちます。

あと『さんをつけろよデコ助野郎!』を爆音で聴けただけで映画一本分の価値有り〼

あとソルのシーンもカッコいいです。

大佐のセリフもいちいちカッコいい。
(一番好きなシーンはラストのケイと大佐のやりとりですが映画版は無いので残念)

初鑑賞よりかなり楽しめました。
原作ファンとして余計な期待をせずに劇場版として楽しめたからだと思います。

ある方のレビューで見かけたネタですが、とある映画のセリフで

映画は変わる事は出来ないが、自分は変わるので違って観える

とありましたが、まさにその通りでした。



こんな時期なので映画館はガラガラでしたが、若い2人組がエンドロール最後まで鑑賞した後にアキラを熱く語りあっていたのが嬉しかったです。

とても30年前の作品だとは思えないクオリティのこの映画を1人でも多くの若い方に観ていただきたい。
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