久しぶりに終わるのがいやだーと思う映画だった。GOを見たとき以来の衝撃。こんな映画が数年おきに作られてた2000年代初期が羨ましい。この国はこの時代のかっこよさをどこに忘れてしまったんだろう。。。
小学生のころ、習い事の合間に自分よりお姉さん達が行くようなショッピングセンターに1人で行くのが好きだった。女子高生がプリクラ撮ってたり、大中で買い物してたり。ちょっと怖くてかっこよかった。当時憧れてた世代の世界を覗いてる気持ちになった。
日本人と在日朝鮮人からイジメられている在日韓国人の少年。摂食障害をもつ少女。少年の姉もおそらく精神的に病んでいて命をたつ。みんな色々抱えているけど、淡々と向き合っている。その潔さと抱えているものの重さが絶妙なバランス。
次から次へと豪華キャストが出てくるのも見どころ。チョイ役で永瀬正敏、蒼井優、加藤あい(写真だけ！)、塚本高史、ともさかりえ、松山ケンイチなどなどなど。そんな中でも主役の中島美嘉と市原隼人が素晴らしい。
ラストで柄本明と中島美嘉が行ってた喫茶店、いま渋谷のTSUTAYAがあるところだよね。良いなぁぁ。どこもかしこもスタバで埋め尽くされた現代日本よ。。
前に住んでた家の近所が出てきたのでびっくりした。あのミスドあんな昔からあったんだ。
