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天使の涙のsayanaのレビュー・感想・評価

天使の涙(1995年製作の映画)
3.7
ウォン・カーウァイが描く「恋」は現実世界のそれとは全く別物のよう。激しくて、衝動的で、破滅的。毎日が大恋愛。互いに惹かれ合うのに理由なんていらない。もしかしたら天気のせいなんてこともあるかもしれない。みんな変なプライドなんてなくて、みっともない姿を曝け出しながら生きてる。だけどそれが逆にかっこいい。恋してるのが当たり前みたいな感じ。
『恋する惑星』もそうだったけど、登場人物が皆イカれてる。でもなんかウォン・カーウァイ作品はそういうもんだと思う。
失恋したミシェル・リーが泣く姿がセクシー過ぎた。セックスしてるみたいな泣き声。
『恋する惑星』に次いで続投の金城武は今回は期限切れのパイナップルを食べたせいで話せない役。また時間と期限の話が出てきた。金髪の金城武の初恋になりたい。
私も誰かと別れることになったら相手の腕を噛んで、私のこと一生忘れなくさせてやろうっと。
香港のアイスって火が付くの?
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