棒のように生きて棒のように死ぬ。神代の中ではひねり抜きに好き。ムショで身についた独り言をずっと言い続けるモノローグ、刺された跡は帰って自分で縫う。電気屋の課長さんと言われてしまうようなたたづまい。奥…
>>続きを読むやたらと家庭的なお住まいに掃除に裁縫する終始不機嫌なアンニュイボヤきヤクザの奥田瑛二。裁縫技術が役に立つけどあのシーンはみてて自分も脇腹痛くなるよ...性癖の需要と供給、変な動きの人々と見応えたっぷ…
>>続きを読むエンヤートットと延々と怪しげにブツブツやる神代節は寧ろそれがないと落ち着かないレベル。会話と関係なく進行し、内面を顕すかの如くな掃除とかの謎動作も然り。分家待遇の憂き目から、あれよあれよとのし上がり…
>>続きを読む暴力の薫りを蒸留させるための長回し。突発的な発砲もある。
なんかブツブツ呟いてる内省的なヤクザ。『恋人たちは濡れた』の主人公の変奏と思い違う。
カメラがフラフラと動いて鏡に映る色々な角度からの奥…
ヤクザの中間管理職の映画。
親分に組を作れと言われ、その親分はすぐに寝たきりになり、傘下の組長になってしまったので雑用ばかりやらされて跡目ももらえない。それでも組内と抗争のバランスをいつも担わされ…
めちゃくちゃ格好いいハードボイルド神代。キャメラ・ワークがキレキレ。トップシーンのバーでの長まわしから緊張感が違う。奥田瑛二(ずっと小綺麗なスーツ!)と高島礼子の会話シーンでの鏡像→実像→別の鏡像→…
>>続きを読む神代演出が醸し出す、なんとも言えない哀しみ。本作の肝は、そこである。
脚本はオーソドックスなヤクザモノであるが、神代演出により一気に光り輝く。
カット繋ぎが雑に感じるところもあるのは、体力的な問題が…
やばいもん見た感がすごい…
やばい人。
でも一見危ないところをないと普通のサラリーマン。
でもうちに見える狂気。
やばいやばい!
几帳面なような、部屋の清潔感。
これがまた怖い。
「来ちゃいけないの…