のんchan

棒の哀しみののんchanのレビュー・感想・評価

棒の哀しみ(1994年製作の映画)
4.0
やっぱり気になってオリジナルを観てしまった😮
凄く良かった😲本家本元は全然違った‼️

北方謙三の同名小説を原作に、脚本は神代辰巳と伊藤秀裕の共同らしいが...撮り方かな?俳優の使い方かな?神代辰巳の年輪の差だろうな‼️

自分を″棒のように生き、棒のようにくたばる″ような男だと、冷めた目で見つめ、独り言を呟く癖のある、1人のヤクザの生き様を描くドラマ。

決してリメイク版の加藤雅也が悪いんじゃないんだ❗️
ただ、原作に則ってとは言え、神代辰巳監督の助監督が、まるでおんなじ事して真似して撮ったとしか思えないリメイク版だったから先に観ておいて良かった。これを観てからじゃスコアはかなり違ったかな?内容が薄かったもの😔


今作は1994年製作。28年も前の世界。その後、世の中がどんどん近代的になったし、この頃ならまだ奥田瑛二の演じる組の若頭のような人物はいたのかも?

奥田瑛二は巧い。ってか演じてるんじゃなく、素でやれていそうな雰囲気🤭狂気があって近寄り難く、かなり女好きってかエロ😏

男性陣は白竜、哀川翔(若くてジャニーズみたい)など。

この作品をぜひ観て欲しいと思ったのは、永島暎子🌟当時38歳。失礼ながらそこまで美人とは言い切れないけど、色気溢れるイイ女とはこの人のこと💖とくにヤクザな男たちは海の様な女に揺蕩いたいだろう、癒ししかない💜
しか〜し、この役はかなりなド変態でもあった🤭だからこそ必見‼️

30手前の高島礼子は美しい。彼女は脱いでおりません。

竹中直人と桃井かおりは友情出演で冒頭だけのチョイ役。
北方謙三は別に出演する必要性はなかったかと...台詞もないし..あ、一言あったっけ?

ヤクザ物、濡れ場あり(だって〜、ロマンポルノの帝王と言われた神代辰巳ですからね)がどうしても苦手でなかったら、観る価値はあるかと‼️
ただし、古いので画像が粗すぎでした。顔のアップ以外だと輪郭すらぼーっとしてました☹️
リマスター版だったらもっとスコア上げたはず❗️
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