このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ】
部落出身の主人公は身分を隠して生活していたが、差別と戦う思想家との出会い、そしてその思想家の暗殺を見て、彼は身分をバラし差別と戦うことにする。
【レビュー】
原作未読。まぁ全編通して…
これも市川崑か。
やっぱり巨匠らの中でも少し変わった線行ってる。
「いい映画」を観た後の余韻。
あんなことあって、こんなことあって、こうなったが記憶に蘇る。
卵で泣けた。
というかラストシーンは…
2016.06.13
大学に入った時に部落問題を知った。
自分には縁の無い話だと思っていたけれど、行きがかり上いろいろ知らされたっけなぁ。
だからちょこちょこ本で勉強したりした。「破戒」はその頃読…
市川崑監督の、白と黒の世界。
白黒に慣れていなくても、きれいだと思うだろう。
部落民という素性を隠せ という戒めを破った。
部落というものは言葉しか知らなくて、
牛飼いって谷に住んでたの?
牛…
市川崑生誕100周年記念映画祭にて視聴。
エリアカザン監督の傑作、紳士協定を思い出しました。あちらはユダヤ人差別に関する作品ですが本作破戒は部落差別に関するストーリーとなっています。
明治時代?を舞…
部落生まれを隠しながら差別に悩む青年を描いた、島崎藤村原作の作品。部落について不勉強だったので当時の日本が黒人へのアパルトヘイトほど酷いものだとは知らなかった。主人公の教室での告白シーンは残酷さと美…
>>続きを読む美しい。
時折日本画をみているようではっとする。
好きだなぁ。この美しさ、卑しさ。
そもそも、こんな差別があったことも知らなかった。
思わずググった(^_^;)
今でも影響はゼロではないのだねぇ。…