市川崑監督作品。
言わずと知れた島崎藤村原作の2度目の映画化。(第1回目は1948年 木下恵介監督作品)
第1回目の映画化より、原作に忠実に描かれている。
雷蔵はもとより、叔父役の加藤嘉、風間役の船…
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主人公の瀬川は被差別部落出身だということを抱えて生きているからか、作中ずっと重苦しくて息の詰まるような空気が漂っていた。悶々とした心のうちが伝わってきた。最後には自分が被差別部落民だということを受け…
>>続きを読む【脆弱の中の光】
島崎藤村の原作『破戒』を〝炎上〟や〝野火〟〝犬神家の一族〟の市川崑が描く切ない物語。
信州飯山の小学校教員である瀬川丑松は父の突然の死に際して、被差別部落出身の素性を誰にも明か…
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【あらすじ】
部落出身の主人公は身分を隠して生活していたが、差別と戦う思想家との出会い、そしてその思想家の暗殺を見て、彼は身分をバラし差別と戦うことにする。
【レビュー】
原作未読。まぁ全編通して…
これ1962年の映画とかマジかよ
人権差別問題を扱っている子どもにも見せてよい(わたしは見せてよいと思う なぜならうつくしいので)優れた映画として幼児にズートピア見せたあと中高生にはこれ見せたほうが…
これも市川崑か。
やっぱり巨匠らの中でも少し変わった線行ってる。
「いい映画」を観た後の余韻。
あんなことあって、こんなことあって、こうなったが記憶に蘇る。
卵で泣けた。
というかラストシーンは…
2016.06.13
大学に入った時に部落問題を知った。
自分には縁の無い話だと思っていたけれど、行きがかり上いろいろ知らされたっけなぁ。
だからちょこちょこ本で勉強したりした。「破戒」はその頃読…