破戒に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『破戒』に投稿された感想・評価

1962年公開の118分の白黒作品で、島崎藤村の破戒の二度目の映画化であるが、DVDや動画配信で鑑賞が容易なのは本作。被差別部落の問題を扱った映画は少なく、現在DVDで見られる作品で有名なものは「橋…

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しげ064

しげ064の感想・評価

3.9
水平社創立100年記念その1
2022014「破戒」
瀬川丑松と土谷くんおしおさん、
その周りの人たちの物語
【第一声】
やっぱり真っ直ぐなお芝居っすわ

原作で一番好きな丑松が職員室でブチ切れするシーンが省かれていたので悲しかった。
ただ、三國連太郎氏の猪子先生はエグい程カッコよかったし雷蔵様はエロかった。
かれん

かれんの感想・評価

4.0
3月3日は水平社宣言から100年目だったんですね。という事で明日にでも再鑑賞しようかな、

「人の世に熱あれ、人間に光あれ」
cov

covの感想・評価

3.9

ある者は云う、過去こそ真実と。

卑しい生まれ、不浄な種族とは何だろう。部落民だけでなく、なかなかなくならぬ差別や偏見。とはいえ自分に差別や偏見がないともいい切れない…。

memo
部落差別の根絶…

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1948年木下恵介監督版も良かったが、こちらもそれから14年経って撮影や映像技術等の向上のためもあってか、よりリアリティに溢れ感動的だった。

部落出身というだけで身分を隠し、また隠していたことまで…

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cnmthm

cnmthmの感想・評価

3.9
コントラストが印象的。
顔がいやらしく恐ろしく見えたり、強く美しく見えたりして凄かった。
冒頭の牛のシーンもすごくいい。

う遙か昔、初任研で部落のことをやった。私の生まれ育ったところでは全く知らない世界で、赴任先のあたりでそのような場所があるとか。私にはまるで感覚的に理解できず、初耳で驚きだった。

この映画の頃から何…

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o

oの感想・評価

3.4
素性を隠せという父の戒めと尊敬する思想家の言葉の間で揺れる男の話。
実利と正しさ。

冒頭の逃げた牛とそれを捕まえようとする1人の男が向き合う緊迫感。

「女でも一心になれば自分の気持ちを押し通せます」

部落解放運動家、猪子蓮太郎(著書『懴悔録』)の心が一番わかりやすく、感情を移入しやすい。 
猪子(三国連太郎)は自分は部落民の出身で 自称穢多だとし、部落解放運動の前身に入っているたくましい人だ。こ…

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