破戒に投稿された感想・評価 - 9ページ目

『破戒』に投稿された感想・評価

明治の部落差別が1番のモチーフだが、差別やら権力への固執やら肉欲の問題やら現代に通づるテーマも多く描かれてはいる
だいぶ前に原作を読んだから曖昧なんだけど思ったよりも未来への希望がある物語になってた
samiam

samiamの感想・評価

3.5

私がフォローさせていただいているレビュアーさんが本作のレビューを上げられていたことから本作を知りTSUTAYAでDVDを見つけ鑑賞。

重厚ないい作品だった。
演じている役者さんが名優揃い。
主人公…

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Jaya

Jayaの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

部落民であることを明かすまいと誓う教員瀬川丑松が苦悩し告白するお話。原作ゆえか、インテリ然とした台詞回しが如何にも不自然でした。

丑松こと市川雷蔵や、猪子夫妻の三國連太郎と岸田今日子などの演技は特…

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●'20 9/5,18&10/1
『没後五〇年特別企画 市川雷蔵祭('20 9/5〜10/9)』
<′20 5/3&15(特集上映期間: ′20 5/2~29)公開予定だったが、コロナウィルスの影響…

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このレビューはネタバレを含みます


昔から部落差別に興味があって、島崎藤村の破戒と出会った。
何度か本作を読んだ後、今回映画も見たが丑松の悲しみが実によく反映されていたと思う。

自分が部落だから。素性を明かせない、自由に生きている…

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被差別部落出身の主人公。自身の出自を隠して生きねばならぬ苦悩。岸田今日子の凛とした強さが素敵。

音楽が扇情的なのが...

このレビューはネタバレを含みます

原作を知らないので、どーせ暗い結末になるんだろうさ、と勝手に決めつけて観ていたが、予想を裏切られてよかった。泉鏡花作品でも思ったが、明治の文豪の書いた小説は話が案外骨太でしっかりしている。

鴈治郎…

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mako

makoの感想・評価

4.6

没後50年特別企画「市川雷蔵祭」で上映。初鑑賞。モノクロ。
原作は島崎藤村の同名小説。原作未読。
脚本は和田夏十。市川崑監督の奥様。

信州飯山の小学校教員・瀬川丑松(市川雷蔵)は父の死に際して、被…

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umihayato

umihayatoの感想・評価

5.0

「見てくれ同じ人間の血じゃないか。誰とどう違うと言うんだ。なぜ差別する。」

個人が
「差別はいけない」と言うのは簡単です
そして当たり前です

人間は誰一人「生まれる国・土地・人種」を選択できない…

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ふ

ふの感想・評価

5.0
差別問題はスコアが付けにくい

原作は今から116年も前に出版されたと知って驚いた。
何百年経とうが差別はなくならない。

水墨画のように美しい映像、綺麗な言葉たち、誠実な人々

市川雷蔵が美しい

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