れい

愛を読むひとのれいのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
4.5
美しくも苦しい。なんとも絶妙なバランス
重く深く心に刻まれるような作品でした。

綺麗な恋愛もの作品なのかなと思ってみたら、全然違った。序盤も序盤からそういうシーンがきたから見るの間違えたかな、、とも思わされたけど、物語が進むに連れて心が苦しくなってしまった。

自分が持つ正義とは誰にとっての正義なのだろうか。正義を行使する立場になったら、誰のために使えばいいのだろうか。

自分のための正義、相手のための正義、世界や第三者のための正義
どれを優先すべきなのか。もしくは優先や正解などはないのじゃないか。
そんな事を考えるきっかけをくれた作品ですね
れい

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