ほん乃しおり

愛を読むひとのほん乃しおりのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
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これ、めちゃくちゃやりたい。
本を読み聞かせたら、服を脱いでキスをして。
なにこの時間〜〜〜!こういう官能さ、素敵。

古本屋でタイトルに惹かれて買ったベルンハルトシュリンクの「逃げてゆく愛」という短編集があまりにも面白くて、他作品も調べていたらこの映画に辿り着いた。有名なんだ…!

短編集もこの映画も、恋愛の話に必ずドイツの歴史的要素が多分に含まれていて、
ホロコーストに対するドイツ人の罪の意識、
東西ドイツ統合時の混沌など「いや〜ここでも歴史絡めてくるのね!?」って思うんだけれど、
ドイツって自国の歴史への関心が高いというか未練があるというか、そういう国なのか、はたまたベルンハルトシュリンクの作家性なのか、わかんないけどとっても興味深い。ドイツという国に惹かれつつある。
ほん乃しおり

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