ユカートマン

愛を読むひとのユカートマンのネタバレレビュー・内容・結末

愛を読むひと(2008年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

なんてこともないシーンではあるが、マイケルが出所するハンナに会いに行くシーンで花束を持っているのが、看病のお礼をしに花束片手にハンナの家に行く冒頭のシーンの反復であることに気づき胸が詰まった。そして二人の愛の象徴だった本を積み重ねて自死を選ぶところ。一番最後に自分たちの愛の物語を娘に語る(読む)マイケル。原作では文盲である理由がハンナがルーマニア出身のロマ人とうことになっているらしいが(ロマ人が殺されずにSSになれたのが謎ではあるが)、映画でも文盲である理由がもう少し詳しく語られていれば尚良かった。原作も読んでみよう。
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