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愛を読むひとのPINのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
4.0
あらすじも読まずに直感的に選んだ。

前半は「おやまあ…あららら…まあー」というシーンが多かったけれど笑、結末は想像していたものと全然違って悲しかった。
でも全部きれいだった。

話が進むテンポはゆっくりめ。
台詞で背景を掴ませる部分が多かったかもしれない。
キャストの目力や独特なフレーズが多くて、濃い感じ。
特にデヴィッド(ドイツ語だとダフィット???)クロス…すごくよかった。
彼がスクリーンに居なくても、大人のマイケルと重ねて浮かび上がる。


1966年のマイケルとハンナの決断、
それぞれ後悔していないのかなっていうか
他の選択肢なかったのーいや、なかったかー??
とぐるんぐるん。

自分がその立場になることは絶対に無いのがわかっていても、
つらいし悲しいしなんじゃこりゃーってなる。
出所お祝いの花束と、お墓のシーンが忘れられない。
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