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ラストキング・オブ・スコットランドのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

フォレスト・ウィテカー出演の伝記映画ということで鑑賞。
今までの彼のイメージとは全く違う役柄も展開も強烈だった💥

アミン大統領のことは、ぼんやりと名前を覚えている程度。
wikiによると、女性デュオ あみん(元の元を辿ると彼の名前)やウガンダ・トラの芸名(顔が似ているから)は彼が由来だそうだ。
元ボクサーだったことから、大統領現役中にもかかわらずアントニオ猪木との対戦(しかもレフリーはモハメド・アリ)が予定されていたとはびっくり!🥊

脱線しましたが...😅
最初はアミンの人懐っこい人柄が垣間見えていたが、独裁者としての保身からくる疑心暗鬼が憎悪や狂気となって増幅していったのだろうか。
暴虐非道に変貌していき、目を逸らさずにはいられないシーンも💦
全てを一人で操れる独裁者をもう止められない。
ウガンダ🇺🇬の虐殺の歴史や、本作で描かれている以上のアミンの異常性というのも本作をきっかけに調べてみて初めて知ることが多かった。

自分探しの旅で偶然あの地を選んだニコラス。優柔不断で思慮の浅い言動が、彼自身をどんどん追い込んでいくことに。
彼が架空の人物だとわかってほっとした。だからケイも...と思ったら実在していた。
アミンの子を妊娠中に離婚し、堕胎が発覚した後に亡くなっている(担当医師も😰)

人間が持つ狂気の恐ろしさに重点を置いた分、在留イギリス人たちの態度やタイトルの意味が読み取りにくい(そういう側面を知ることにも意味がある!)点は否めないが、見ごたえあり👍

トーマス医師の黒人目線の言葉が印象的だった。
エンテベ空港ハイジャック事件のことも、後で調べてみよう✈️

若くて美しいジェームス・マカヴォイが、私的には大きな収穫だった💕
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