【恐い独裁者の実像】
ケヴィン・マクドナルド監督作品。
独裁・大量虐殺で知られるウガンダのアミン大統領をモデルに、スコットランド出身の若い医師が無鉄砲にアフリカで暮らし始め、ふとしたことから大統領と知り合い顧問医師に迎えられてからの体験を描いている。
独裁的な大統領の様々な側面が、若い白人医師の目を通して丹念に描かれており、どちらかというと「ホテル・ルワンダ」のようなドキュメンタリーに近い作品と言うよりは、独裁者の性格を描いた映画と言った方がよさそう。
いずれにせよ、主演二人はそろって好演で、悪くない作品だ。