ひろりこ

エターナル・サンシャインのひろりこのレビュー・感想・評価

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.8
《鑑賞記録&感想》
【初視聴】
★第77回(2005年度)アカデミー賞・脚本賞受賞作品。
🎗脚本賞

☆豪華キャストが贈るスパイラル・ラブストーリー。

恋の痛みを知るすべての人へ。

〜あらすじ〜
バレンタインデー目前のある日、ジョエル(ジム・キャリー)は、不思議な手紙を受けとる。

🔖クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。                                                                                                     

クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)はジョエルが最近喧嘩別れしてしまった恋人。仲直りしようと思っていた矢先に、彼女が自分との記憶を消去してしまったことを知りショックを受けた彼は、自らもクレメンタインとの波乱に満ちた日々を忘れようと、記憶除去を専門とするラクーナ医院の門を叩く。そこは一晩寝ている間に脳の中の特定の記憶だけを消去できるという便利なもの。最初は喧嘩ばかりしている記憶が甦っては消えていく。そして記憶は出会った頃の二人へ。すべてが楽しくキラキラしていたあの頃。ようやく、忘れたかった思い出の中にある大切な宝物に気づいたジョエル。彼を待ち受けている、素敵な運命とは…。

前情報は一切なしで観たので王道のラブストーリーものかと思いきや全く違いましたね…
伏線もあり、ハラハラする場面もあり、展開がまるでデジャヴの螺旋階段みたいだ。映像も独特なのでよく観ていないとほんと訳が分からなくなりそうでした(笑)
結局、見終えた後、また最初から見直しました😅

ジム・キャリーの顔芸が全くない訳ではないが悲哀に満ちたシリアスな男をとても上手に演じていたと思う。
懐かしい名作『タイタニック』から約7年後のケイト・ウィンスレットですが、ほとんど変わらずの美貌で安心しました♡
恋敵役のパトリック(イライジャ・ウッド)の最低男ぶりにはちょっとイラっときましたね😬💢
小悪魔的なメアリーを演じたキルスティン・ダンストもハマり役。

悲しいシーンも多いけど、ほんと心温まる素敵なシーンもある作品です。
夜、凍った川の氷の上を二人が仰向けに寝そべり肩を寄せ合いながら楽しそうに愛を語るシーンがとても素敵で印象的でした✨

誰しもそうかも知れないけど、自分も過去に出来ることなら忘れてしまいたい恋愛をしたことがあります。
忘れたい嫌な記憶だけを自分の意思で消し去ることができたらどんなに気持ちが楽になれるだろう。
この作品を観てそんなつまらないことを考えてしまった…

確かに脚本は面白くて良く出来ていると思います👍
ぜひ大切な人とご一緒に観て下さい🙇‍♂️
ひろりこ

ひろりこ