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エターナル・サンシャインの230323のネタバレレビュー・内容・結末

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初は、こんな出会いなんて映画だけだろとつっこみたくなった。しかし、時系列の組み替えによって、車の傷跡、車の窓を叩く助手の男の存在が伏線としてあり、途中、本当の最初の出会いではないことが判明してからは、納得した。
時系列の組み替えが秀逸で、映画の最初のシーンと最後が、時系列でいうと現在であり、記憶を無くしてからもう一度出会う展開が、観ていて、より2人の関係を望むようになる感覚にさせられた。
結末を踏まえて、忘れることは、許すことだと受け止めた。
「君の名は。」や、「僕は明日昨日の君とデートする」など、個人的に前見ていた映画と同じような喪失感のある感覚に陥る、好きなタイプの作品だった。
また時間が経ってから見てみたい。
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