Kazumi

エターナル・サンシャインのKazumiのレビュー・感想・評価

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.8
10年以上ぶりの鑑賞。
この時代の映像クリエイターいえば…!な、ミシェル・ゴンドリーの映像トリック×チャーリー・カウフマンの脚本トリックで、それぞれの仕掛けが二乗になって才能爆発してる感すごい。

恋愛の物語として全く大人っぽくないし、何なら少し幼稚な感じもあるけど、妙に共感できる。
というのも、ミシェル・ゴンドリーの手作り感満載の演出がそれに絶妙にマッチしているせいか映像から温もりが感じられる。今の時代きれいなCGの映像で仕上げられてしまうけど、そういうクオリティじゃ大切なことは伝わらない。
愛おしさも痛みも知ってる人間が作ったことがわかる。そんな映画。
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