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長州ファイブのmakoのレビュー・感想・評価

長州ファイブ(2006年製作の映画)
3.6
《2018#57》

週末深夜放送されていたのを録画。
やっと鑑賞。

幕末の時代。
長州藩の5人は幕府の禁を破ってイギリスへ密航する。
この当時、日本では攘夷と言いながら外国人を殺傷する事件が起きていた。(生麦事件など)
外国人を斬っても何もならない。軍事力も敵わない。
それなら敵国へ行き、敵の事を知るべきだと考え藩にイギリス行きを願い出る。
5年間の留学ということで許しは出たが、幕府に知られたら死罪になるため密航のようにして5人はイギリスへ渡った。

当時、イギリスには蒸気機関車が走っていて長州の5人は大いに驚いた。
こんな国相手に日本は敵うはずがないと再認識した。
そして5人は鉄道や紙幣、船の技術を持ち帰るべく勉学に励む。
自分達が“生きたる機械”になり、祖国日本の為に技術を習得する。

前半は台詞が聞きづらいし、名前のテロップも出ないため誰が誰か解りにくかった。でも船に乗り込みイギリスに渡った頃から引き込まれました。

劇中の台詞が素晴らしかった。
「なぜ生きているかより、いかに生きるかが大切」
「持っているものを活用して、持っていないものを手に入れる」
「辛い時こそ笑うもの」など。

日本の為に尽力した長州ファイブ。
観て良かったです。

帰国した彼らはそれぞれ功績を残した。
ラストは彼らの紹介がありました。
これはコメント欄にネタバレとして書くことにします。
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