あああ

酔いどれ天使のあああのレビュー・感想・評価

酔いどれ天使(1948年製作の映画)
3.8
何かみてて寂しい三船演じる松永。女に見捨てられ、親分にも見捨てられ、子分にも街からも見捨てらて、身体もボロボロで自分の存在意義がほぼ0みたいに彼は感じて死んだ。だからか、死んだ後、酒屋の女と医師の心には残っていたけど他は何も変わってない呆気なさを感じて虚しく感じた。
あと眞田と松永の焦ったいやり取りは、ニヤニヤしちゃう。不器用だけど真っ直ぐな人情があったあの時代だからこそ成り立つあのシーンは、今の時代にやったらすごい不自然に感じるんだろうと思ってなんか寂しいな。
あああ

あああ