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DOOR IIIのssr701のレビュー・感想・評価

DOOR III(1996年製作の映画)
1.9
7月12日は元阪神タイガースの真弓明信さんのお誕生日です!
おめでとうございまーす!
阪神の打撃コーチとして帰ってきてくれんかなあ…
それはさておきお祝いの意味も込めまして
真弓倫子の出演作を検索してみます(無関係)

するとなんと黒沢清監督の作品が出てきました
「Ⅲ」となってますが
続編ものではないとのことで
安心して見てみます
いざ視聴開始!

(ネタバレあり&ちょいグロ作品でした)


学園祭の女王こと田中美奈子が主演ですね
瞳に一億円の保険をかけていた彼女が
保険のセールスレディ役とはなかなか乙ですね


とりあえず前半のみどころは
保険の勧誘に訪れた真弓倫子が
気味の悪い男に黙々と脱がされるところですかね

この男はここまで
棒読みで喋りまくってたのですが
このシーンは何を言われても
抵抗されても
とにかく黙々と脱がし続けるのです
なんやこれは…と
エロさよりちょっと可笑しさが上回ってきます
半裸で逃げ出しても周りにいる女性社員は
しらんふりで仕事を続けているので
不気味さやシュールさも感じる
奇妙なシーンでもあるのでした

それから田中美奈子が
ともに調査をしていた仲間(諏訪太朗)の死を目の当たりにしても
悲しむでもなく彼のカバンをちゃっかり手に入れて
サクサク調査するところも笑えます
お前には血も涙もないのか…
若かりし頃の痩せている諏訪さんも
この作品の見どころのひとつですかね
亡くなり方もちょっと不謹慎ながら
面白かったりして…


真弓倫子はこのあと
ゾンビのようになって
田中美奈子に襲い掛かることになるのですが
この時の動きは面白さと怖さが
いい具合にブレンドされているので
これも見ものです
ついでに言うと
バスローブ姿の田中美奈子が
ソファーから逃げ出すところでパンチラが拝めます
青でした
(パターン青!使徒です!)


でまあホラーらしいオチが
最後につくので
いいといえばいいんだろうけど
そこに至るまでがしんどすぎて
終わりよければすべてよし…と言うには
いくら何でもつらいものがありました
「ドア」もそれをタイトルにするほど重要なことかな?
よくわかりませんでしたね


「涙の太陽」のカバーがヒットした
田中美奈子と
「アイ・ハード・ア・ルーマー 」の
カバーが不発に終わった真弓倫子…

真弓倫子はお色気要員として
脱がされてしまったわけですが
きっかけひとつで
立場は逆になってたかもしれません…
歌唱力はあったんだけどな〜

追記
他の方の感想を読むと
どうやら他の黒沢清作品でも見られる演出が
チラホラとあるらしいので
詳しい方は楽しめる作品なのかもしれません
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