アナベラつながりで引き続きクラシック作品を。
運河沿いの安ホテル「Hotel du Nord(北ホテル)」に思いつめた表情で現れた、男ピエール(ジャン=ピエール・オーモン)と女ルネ(アナベラ)の物語…
舞台はパリの北ホテル。
若い男女が心中を試みるが、隣室の男に邪魔される。
彼女を死なせたと思い込み自首する男と、一命を取り留めて安ホテルで働き始める女。
励ます一方で、自身も心に傷を持つ中年男ルイ・…
Hotel du Nord 1938年 フランス 110分。 若い男女が、北ホテルで心中未遂事件を起こし、重傷ながら生き残った女は、このホテルで働き始める。以降、賑やかなパリ祭の夜まで人々の愛憎が描…
>>続きを読むマルセルカルネの作品といえば詩的な部分が注目されがちだけどこの街を全部セットとして作ったところやカメラワークも良い
死ぬという行為が生き方について考えさせる
最初の橋から降りてくシーンと最後の橋を登…
日常と愛のミルフィーユ
献血の話で盛り上がるような北ホテルの住人の庶民的な陽気さと、無理心中に失敗した悲劇の主人公ルネの悲壮感が折り重なり映画のバランスを保ちつつ、男と女の愛についての台詞が全体を…
大人っぽすぎてロベールあたりが難解に感じたけど、おもしろかった。ただルネが相当ピエールのこと信じ切ってて異常じゃないと、成り立たない。とか思ってたけどパリ祭はそういうのも含めて、全体的でいいなあと思…
>>続きを読む『霧の波止場』の同年に公開されたマルセル・カルネ監督作品。この時期としては例外的にジャック・プレヴェールが脚本を書いていない。おそらくはそれが理由で、本作は、行き場をなくしたカップルの心中から始ま…
>>続きを読むマルセル・カルネ「北ホテル(HOTEL DU NORD)」1938年 フランス
詩的レアリスム(Réalisme Poétique) ― ジャン・グレミヨン、ジュリアン・デュヴィヴィエ、ジャッ…
影の主役はエドモンとレイモンド
アルレッティとルイ・ジューヴェ
“思い出を胸に生きる人間を描いたストーリー“
原作はウジェーヌ・ダビ
ペペルモコ(デュヴィヴィエ)、霧の波止場は港町が舞台の…