『天井桟敷の人々』に負けず劣らずの良作。
パリの下町のホテルに集まる個性的すぎるはみ出し者の日常は、なんとなく『アメリ』に通じているような気がする。
サンマルタン運河に行くと、映画のまんまの北ホ…
北ホテル・・ってなんだか歌謡曲のタイトルみたいだが、現代のフランス語もそのまんまだからまあいいか。主要登場人物の一人が撃たれる場面で、祭りで子供たちが鳴らす爆竹の音で銃声をかき消して周囲に気付かれな…
>>続きを読むパリの下町にある安宿の「北ホテル」が舞台。
そこで起こったあるカップル間での事件がきっかけで…。
若いカップルや、北ホテルに泊まる人々や町の人々、つまり庶民の生活ぶりや交流を間近で見ることができ…
辛い生活に嫌気がさし死を求め心中を図った若い男女。男が銃の引き金を引き、女を撃ったが男は逃走。女は一命を取り留め、心中未遂をした北ホテルの従業員として働くことになった。
そこで、女はホテルの宿泊客の…
このレビューはネタバレを含みます
パリのサン・マルタン運河沿いに建つ北ホテルを舞台に、心中未遂を起こした若い男女と正体不明の中年男とその愛人との二組のカップルをめぐって描かれる群像劇。
心中未遂のカップルより、北ホテルに身を潜める正…