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海は狂っている
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『海は狂っている』に投稿された感想・評価

橋本忍と近い生まれで共に百歳過ぎまで生きた映画人。太陽族映画のはしり『太陽の季節』の監督で、『麻薬3号』とか『逆光線』とか名高い作品もあるのに、死亡記事に気を留めていなかった(『太陽~』はともかく、後2作は好ましい印象残ってるが)。
本作も若者・風俗にのった、今となっては一見どうでもいいような作品ながら、何か変わらぬ(作者・作品の)清新さが惹き付け、嫌味や傲りがない。青年が大人になるときの、少し年長者への意識と恥辱の認識、それに対する反抗の破壊性と遮二無二の贖罪行動。半端とも見える幕切れ。慎太郎から来てるのだろうが、魔的要素は抑えてる誠実さ・自己だけへの向かいがある。
ヨット(群)への、空撮・フォロー・通り抜け、ロケ・セットの船上・細部・視界・ミニチュア特撮。WIPE・DISや寄る退くのスマート・適宜、各人対応・切返しの対峙・対立より平面性や直線流れへ。平板に見えて、助監の熊井的着実さが確実に。俳優も自己アピールより作品に沿って半端に切られても人として生きている。 強引・個性・ドギツサ・引き回しなく、身構えず・無理に移入もせず、自然体で観てられるトーン。
すべてにおいて、(商業)映画監督の技量の差なんて素人の私には説明できないし、分からない。合う・合わないの好みはあっても。ルノワールとデュヴィヴィエなんて、テクニック・内容共に同じ、むしろ後者の方が上じゃないか。しかし、決定的紙一重の何かがあるのは感覚のみが感じとれるのである。ましてや、オペラ的文学的巨匠ヴィスコンティと怪奇映画の名手バーヴァなんて、格調・強さ・変幻、すべてにおいて、まったく同列である。黒澤明と舛田利雄の差についてもそうだ。そしてこの古川も。
kusuki

kusukiの感想・評価

3.0
2019.8.6