mikoyan358

世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃すのmikoyan358のレビュー・感想・評価

1.5
まだまだSFが市民権を得られずキワモノに分類されていた時代、やっぱり「地球の静止する日」くらいに重厚な社会派の作品など一部の例外を除いてはこういうトンデモ作品が多く、だからこそ地位が低かったのだなと改めて感じられた。ストップモーションの大家レイ・ハリーハウゼンの手による特撮は70年近く前という事を考えると非常にレベルが高いのだが、いかんせんその技術だけに頼らずいかに「映画作品というパッケージとして」面白くするかが決定的に欠けているように見え、結局アメリカが世界の代表として異星人と戦いアメリカ万歳、というくだらない部類の映画になっていたのは残念。あんだけ世界大混乱なのに新婚旅行行ってる場合か?というのも含め(笑)。
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