素朴なファーストコンタクトもの。宇宙人も地球人も割と好戦的で(地球側から攻撃してるけど)何のてらいもなく争い始める。
宇宙人vs地球人(実はアメリカ)という構造に疑問を抱かせたりはしないストーリー展開。
コミニュケーションの不可能性とかは問題にされない。宇宙人と地球人の関係性は、外人と自国人の関係性と同じレベル。
ハリーハウゼンの特撮は素晴らしい。「これ資料映像にUFO合成しただけだろ」というような映像も散見されるけど、効果的だと思う。
ラストのハッピーエンドも含めてとことん素朴。(「この世界は僕たちのものさ」という台詞)てらいがないという点で原型的。