マグルの血

木更津キャッツアイ ワールドシリーズのマグルの血のレビュー・感想・評価

3.4
死んだぶっさんとオジーがちょっと生き返る話。

思い出補正は正直ありますな。劇場版2作目。カオスなストーリーですがそこはご愛敬。相変わらずセリフや話のもっていき方のキレがすごい。

ぶっさんの死から早3年、散り散りになってしまった木更津キャッツアイも、きちんとお別れできなかった心残りから再集結。無理くり球場作ってぶっさん復活して野球をやるわけで、青春時代のノリというか、男子特有のノリというか、「友達と言っていいかわからない」とか20半ばのお兄ちゃん達がテレるようなことでもないのに、ぶっさんとの決別をうまくできないでいる感じとか「忘れてたなこんな感覚」という感じでとても良いです。

「あの頃は良かった」なんて振り返りがちな世代になってきましたが、振り返れってみると「ああこんなもんだったな」となってしまう感じが少し寂しい。

でも、学校とかドラマの話題で持ちきりだったり、ノリを真似してみたりとかのあの感じ、いいものですね。

円陣組むシーンは無条件でテンション上がります。負ける気がしない感じ取り戻していきたい。

ロシアンヘルス「プーチンチン」はご時世的に大アウト(笑)
マグルの血

マグルの血