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木更津キャッツアイ ワールドシリーズのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.2
▪️Title : 「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2006/10/28
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-216 再鑑賞
▪️My Review
“ばいばい”
“さよならキャッツ!泣いても笑ってもこれが最後!!” シリーズの完結編ですね。ぶっさんの死後3年、キャッツたちはぶっさんに、そして大人になりきれない自分自身に、最初で最後の“ばいばい”を言えるのか。こんな深いメッセージ。
今回は、相変わらずの怒涛の笑いとテンション、予測不能なストーリー展開はシリーズ最大級ですね。『フィールド・オブ・ドリームス』をパロディとして使ってるのもグッド。
ちょっぴり成長したキャッツの可笑しく切ない青春に待ち受けるラストはシリーズ完結にふさわしい涙が待ち受けてました。ほんと何度観ても泣いてしまいます。
ぶっさんが死んで3年目という設定ながら現在と過去を交錯させるプロット作りは、ドラマの時と同様、張り巡らされた伏線が最後に解き明かされていき、ぶっさんの本音、キャッツの絆の深さ、家族愛、キャッツのみんなの成長と共に描かれています。見事な有終の美を飾りましたね!!
本シリーズは、脚本を担当している宮藤官九郎のオリジナリティ溢れた独特な世界観やセリフ回しが若者に受け、熱狂的なファンを獲得しました。
映画版第2弾は「日本シリーズ」同様、ドラマとほぼ変わらぬメンバーに加え、栗山千明が加入しています。
物語は。。。
ぶっさんが死んで3年後。バンビ以外は木更津を去りそれぞれ違う生活をしていました。そんなある日バンビはぶっさんの声を聞き、久しぶりにアニやマスターに会いに行きます。そして3人でぶっさんをよみがえらせようとぶっさんらしき声のいうとおりに何かをし始めます。それをつくりあげて、突然爆発が起き、3人はぶっさん復活を期待したが自衛隊訓練所から脱走してきたうっちーとゾンビ軍団でした。当然脱走したうっちーを捕まえに教官の杉本文子がやってきてゾンビ達の提案で負けたらうっちーとバンビら3人が自衛隊になることを条件に野球で対決することになります。うっちー以外の3人は落胆しながらグラウンドの整備をしているとそこにはなぜか復活しているぶっさんとオジーがいました。果たして4人はぶっさんに3年前に言えなかった「ばいばい」を言えるのか。。。
桐谷健太がチョイ役で出演してましたね(笑)

▪️Overview
宮藤官九郎脚本の人気TVドラマの映画化第2弾。前作「日本シリーズ」で描かれたぶっさんの死から3年、4人のキャッツたちは「それを作れば、彼はやってくる」というケビン・コスナー主演のある映画と同じ声に導かれて、チームを再結成する……。監督はTV、前作と同じ金子文紀。(引用:映画.com)

出演は、岡田准一、櫻井翔、岡田義徳、佐藤隆太、塚本高史ほか。
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