滝和也

ダーティハリー4の滝和也のレビュー・感想・評価

ダーティハリー4(1983年製作の映画)
3.5
Go ahead, Make my day
(さぁ俺に撃たせろ!)

80年代になっても
許せぬ悪は撃ち倒す!
オートマグ44に持ち替え
下衆野郎どもを
地獄に送る!

「ダーティハリー4」

クリント・イーストウッド演じるサンフランシスコ市警の刑事、ハリー・キャラハンの活躍を描くシリーズ第4弾。やや時代がポップ(悪い意味で軽くなった)になったとしても変わらないハリー&クリント・イーストウッド。銃を向けただけで皆さん地獄行き…(笑)

そこに理屈は無い…。所謂彼だけが西部劇のヒーローなんですよね。ラストの締め方なんて正にそれ…。現代劇ではあり得ない(笑)だから良いんですけどね。ダーティーだから。ダーティーハリーですからね。

今作は構造はシンプルでリベンジもの。次から次に派手な捜査をしたハリーは男が急所と頭を撃ち抜かれた地味?な事件に回される。だがそれは連続殺人に発展し…という展開。まぁ被害者がクソ過ぎるパターンなんでハリーヤッチマイナー!になるんですけどね。

オープニングからアクションやサスペンスシーンがかなり突っ込まれていて、80年代のエンタメ感、スピード感にアップデートされてます。まぁあんまストーリーに関係ない部分も挟んで量を増してますが…(笑)また80年代らしさか、御都合主義な部分も…何故ハリーはラストあの場所に現れたのか…(笑)それはね、西部劇のヒーローだからだよという大監督たちの声がした気がするのでよしとしましょう。そしてラストは結構強引で…これも同じ理由でよしとしましょう。

だって…ヒロインはソンドラ・ロックですからね。なにあってもまぁいいかと。彼女さんですし、綺麗でしたから(笑)
滝和也

滝和也