nanako

ハウスシッター/結婚願望のnanakoのネタバレレビュー・内容・結末

ハウスシッター/結婚願望(1992年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかったです。
キュートな嘘つき(作り話)女性が、他の女性のための準備して振られて空き家になっている家に住み着いちゃいます。
それにしてもぺらぺら嘘って出てくるものなんですねー。これも才能でしょう。世の中にはあっけらかんとした嘘つきっているようですし。そしてそういう人ってそれまでの人生に恵まれてなかったりします。事実を言って幸せなら嘘なんてつく必要ないですもんね。

でも男性は、嘘(といっても、本当ならいいねーって程度の人を不幸にしない嘘)ばっかりつく女性が、ふと不幸なこれまでのおいたちを匂わせ『本当だったらいいなと思った』って言ったら弱い気がします。
同性同士からは信用されないし、変な人ーって事で噂になりますけどね。

嘘つきを家に置く代わりに、振られた女性とうまく行くように計らう(離婚→目当ての女性と結婚。とは言っても届けは出していません)という契約になりますが、その女性の健気な嘘によって、本当になる事も出てきて、ついに男性は嘘つき女性の大切さに気が付きます。
男性はちょっとずるい感じですが、その両親はいい人でした。妻だって話は嘘なのにあんなに優しくされたら・・・女性の気持ちも十分わかります。妻だって嘘を言うだけで、彼を知ってる人たち全てから優しく扱って貰えるんですものね。

嘘はいけないと思います。でも、男性は一度関係を持って逃げているの!それを結果的に良い方向に持っていく女性の力は凄いと思います。どっちもどっちだし、とってもかわいいお話でした。

とは言っても、嘘ってつき慣れてないとバレると思うので、この女性が嘘も含めて自分を信じていた事が勝因かも。と思います。・・・小心者にはムリかな・・・・・。
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