にっきい

フリージャックのにっきいのレビュー・感想・評価

フリージャック(1992年製作の映画)
3.0
父マーティン・シーンと弟チャーリー・シーンは芸名。エミリオ・エステベスは本名。

若い頃はSFが好きだったから観に行った作品。
日本盤のソフトが見つからず海外盤のDVDをポチりました。

荒廃した未来にフリージャックされる話し。
エミリオ・エステベスが主役なのしか覚えてなかったんですが、改めて見てみたらレネ・ルッソにアンソニー・ポプキンスにミック・ジャガーと意外に出演者が豪華。
1992年の映画だけどアンソニー・ポプキンスは既に禿げてました。
そう言えばトム・セレックの『未来警察』にはジーン・シモンズが出てたし、この頃のSFには音楽アーティスト出すの流行ってたのかと思ったら、『未来警察』は1984年で今作の8年も前。
なので流行りと言うよりは単に話題作りの為か?
ジーン・シモンズは冷酷な犯罪者って感じでカッコよかったけど、今作のミック・ジャガーは憎たらしい敵役だけど、ヘンテコなヘルメット被ったりしてイマイチカッコよく無いんです。

環境破壊で住める場所が殆どなくなった2009年の地球。
超裕福な一部の人間は贅沢な暮らしをして老いた身体から若い健康な身体に魂を入れ替えるフリージャックをおこなっていた。
F1ドライバーのアレックスはレース中の事故を偽装されて入れ替え用の身体として未来に連れてこられ…、って話し。

2009年って既に20年近く前なのに、近未来なのが笑える。
タイムマシーンや魂を入れ替える装置があるのに車や銃は現代のままのやつと未来的なのが混在してる。
未来の銃は光線銃だけど、車は自動運転でもないしタイヤも付いてる。
見た目が未来的なだけ。
それでも実走する車を作ってるのは凄いし、それでカーチェイスもしちゃうんだから結構予算かけてる。
でも魂の転送(入れ替え)装置はめちゃくちゃちゃちい。
あんな身体の固定もしてない端末で脳にアクセスするなんて危険すぎる。
1990年代だとCGも一般的に使われ出した頃。
今作でもクライマックスに使われてましたが、まだまだ合成丸出しでした。
目新しさは無い普通のSF映画。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1992年
鑑賞回:不明
劇場名:不明
座席情報:自由席
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:110分
備考:過去鑑賞記録
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