Makiko

シーザーとクレオパトラのMakikoのレビュー・感想・評価

シーザーとクレオパトラ(1945年製作の映画)
3.4
荘厳な歴史ものだと身構えて観たら意外とライトだった。『老兵は死なず』然り、イギリスも戦時中でこんなに豪華なテクニカラーの映画を作れるって凄いよなぁ。
ヴィヴィアン・リーのクレオパトラは小悪魔的な可愛らしさがあって惹きつけられる。彼女は本作の撮影中に流産を経験しており、この頃は体調を崩して双極性障害の発作も起こし始めた時期でもある。そのため、この後どんどん顔がやつれていく。ヴィヴィアン・リーがなんとか自分を保っていた最後の時期の映画として観るのもありか。
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