山浦国見

シーザーとクレオパトラの山浦国見のレビュー・感想・評価

シーザーとクレオパトラ(1945年製作の映画)
3.2
金と人員のかかったラブコメディ。
スタジオ撮影と会話劇が殆どを占めているため、戯曲の域から抜け出せていない。

ただ、凄くつまらない訳ではない。面白くもないが。

後のエリザベス・テイラー版のクレオパトラと比べると、スケール、迫力、格、全てに於いて後塵を拝している。

とは言え、クレオパトラとシーザーのコスプレをした会話劇ラブコメディとして観れば、まあまあの作品。間違っても史劇スペクタクルとして観てはいけない。
山浦国見

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