たき

ALWAYS続・三丁目の夕日のたきのレビュー・感想・評価

ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)
3.5
覚えてなかったですが、どうやらこっちもながら観してたことあったみたいです。詐欺のあたりで思い出した。

劇中でも断じられておりますが、まさに現実ではこうはいかないってことが延々と全身全霊でもって恥ずかしげもなく繰り広げられるのが本作。

どうなんでしょう。
普通に共感して気持ちよくなるのか、やっぱりそんなことあるわけがないって反発したくなるのか。
いずれにせよこの現実に打ちのめされて打ちひしがれたひとたちにはよい意味でも悪い意味でも刺さるのではないかと邪推いたします。

個人的には昔は後者だったのですが、ココ最近は前者が圧倒してきてるんじゃないかと思うようになりました。
今のほうが圧倒的に現実に打ちのめされて打ちひしがれてはいるので(検閲)
とはいえ夢をまた見る活力もらえたとか前向きなアレじゃなくて、ただ単にいろいろあきらめて現実逃避してるだけかもしれな(大検閲)

トモエさんのエピが印象的ですね。
夢破れたほうの世界線の自分だってちゃんと幸せだって思える。
これも昔ならきっと発狂待ったなしの展開だっ(超検閲)

本当は絶対にいいひとなのに、生い立ちと立場とシチュエーションのせいで絶対的な敵にならざるをえなくなってる淳之介父がよいです。なんだかんだ感情移入してしまっていたのかも。

前作に引き続き、吹石一恵も小雪も堀北真希もなんでそないけしからんスタイルなんておもてたのですが、たぶんニットだからですか。ニットマジックですか。俺の癖が出てただ(自粛)

トランジスタ・グラマってどういう意味だっけ、とついついぐぐりましたが、なるほど。確かに…なるほど。←かみしめるな。

小雪の車内での泣きの演技が秀逸。
加えて文章朗読させたら純くんの右に出るものはおりませんし。つられて大号泣でした。

美加ちゃんと一平くんのエピはここまでなんですかね…?
個人的には3組のカポーのうち最注目カポーなのですが。
たき

たき